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阿武山（あぶさん）は、広島市安佐北区と安佐南区にまたがる山である。北から時計回りに半円を描くように麓を太田川が南流する。 2層の地質からなり、下部が浸食が進みやすく風化しやすい後期白亜紀の花崗岩、上部山頂付近が中期-後期ジュラ紀の硬い岩石で構成されている 。 中腹に棲む大蛇が人里に下りてきて害を与えていたが、戦国時代の武将香川勝雄が1532年2月27日にこれを退治した、との「蛇王池物語」が伝わっており〔広島市ホームページ ＞ 八木ルートの概要 〕、山頂付近に水神を祀る貴船神社の祠もある。ハイキングコースが整備されている〔広島市ホームページ ＞ 権現山～阿武山～太田川ハイキングコース 〕。 *古墳、遺跡群などが多数確認されている〔別所古墳発掘調査報告書・2010・財団法人・広島文化財団〕〔広島県遺跡地図 〕。 *毛利輝元が広島城築城の際、阿武山を玄武としたという説がある〔近世の城郭立地に関する風水思想からの考察・岡山大学大学院社会文化科学研究科・曽我とも子〕。 2014年8月の広島市の土砂災害では、幾筋もの土石流が発生し、山裾に広がる住宅地に甚大な被害をもたらした。 == 関連項目 == *八木（広島市） 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「阿武山 (広島県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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